トライエンデューロ参戦記

〜やったね初優勝!(アマチュアクラスだけど)の巻き〜

平成13年11月24日(土)
トライエンデューロの前日は泊まりの林道ツーリングだった。ハイラックスにツーリング用XR600Rとレースで使用するRMX250S(DTは自分の整備不良が原因でエンジンが焼きつき北九州にドナドされていった)を積んで自宅を7:00に出発。
高速を乗り継ぎ、九酔渓を経由して9:30に湯坪温泉の民宿にクルマをとめてXRで集合場所の日田の一品街まで爆走。
1時間後到着。男4名、女4名で椿が鼻の草むらで昼ごはんを食べてガレた釈迦林道〜祝川林道〜下筌ダムから小国周辺の林道を走って宿のある湯坪温泉へ。女性がいるとまったりのんびりツーリングになるね。写真撮影なんかしながら宿に17:00頃着。
宿に着くと愛車シルビアで登場のやぶ汰くんがすでに待っていた。
久しぶりに天然の温泉に浸かり酒盛り。リラックス。みんなの素顔(?)が見れてとても楽しい夜だった。
一応、明日のレースを考えて酒をセーブするつもりだったが、雰囲気に流されて普段は飲まない焼酎まで飲んでいた・・・明日起きれるかなぁ。

11月25日(日)
AM6:30起床。民宿の朝食も摂らずオートポリスへ出発。夜があけたばかりの九重はとっても寒い。気温は氷点下近い。
路面凍結しているところも。
ジャスト8:00オートポリス着。今日はゼロCフェスティバルなども行なわれるようで、出店が出ておりここで朝食の焼きおにぎりをゲット。トイレで軽量化を済ませて会場へ。焼きおにぎりをほおばりながら辺りを見渡すといるわいるわ、オフロード変態が!
受付、車検を済ませて準備。今回のコースは前回に比べて1.6km程伸びて、スーパーダウンヒルが追加されたそうだ(斜度30度近く狭いウッズで下るとき前転するかと思った!)ガレ場が下りから登りに変更されていた。前回と同じようなドライコンディションなので空気圧はF:0.7k R:0.5kに設定。

9:40、ゼッケン順にファクトリーの山野さんの合図でスタート。エキスパートクラスのゼッケン4番さんが通称「お笑い坂」手前で斜面登りのパフォーマンス!しかしその直後ずり落ちてきた!突然の出来事に一瞬アゼンとしたが会場は大爆笑に包まれたおかげで気負うことなくスタートできた(^^)

今回参戦したアマチュアクラスは私を含め3台しか出走していない。セロー、DRに続きしばらく後ろを走り様子を見てみたがセローくんが明らかに遅い!前のDRくんがセローをパスしたついでに私もパス。DRくんをマーク(前々回優勝、前回2位)。
段々坂ヒルクライムを過ぎた尾根沿いの林道区間でDRくんに追いつき抜いたが、ウッズの下りで前輪が滑りコケタ。慌てて起こしているとさりげなくDRくんに抜き返された。当然また追いかける。すると2周目に丸太橋セクションで彼はライン取りを誤まったか沼にリヤタイヤが半分くらいずっぽり埋まっているではないか!私はそれを見てすかさずバイクを降り安全策で「押し」に切り替えクリアー。
あとはひたすら一目散に逃げた。

1周目はミスコースもあって50分かかっていた。2〜3周目は前にKTMとCREが居て引っ張られてペースが上がり自己最速の37分がでた!前回は1周1時間かかっていたので進歩したなぁとしみじみ思った。最初の頃は目線が近くばかり見ておりギクシャクしていたが、だんだん遠くを見渡せる余裕が出てきてウッズランが楽しい!気がつくとKTMもCREも何時の間にか抜いていた。
4周目、エキスパートクラスのトップ集団にラップされる(この人たちはスゴイ速い!)4周目終わり周回チェック付近で水分を摂り時計を見ていたら「山野さん」が笑顔で一言「もう1周いけ〜〜!!」
時刻は12:30.スタートして3時間20分後の13:00から40分間のチェッカータイムが始まる。1周平均40分前後で走っているのでもう1周出来る。
後続のDRくんにも差をつけておきたい。そう考えながらラスト1周気を落ち着けてこけないように走った。
コースの途中でレース観戦にきたやぶ汰くんがカメラを構えていた。疲れてヘロヘロの走りを撮られてしまう。
13:05、無事ゴールした。ゴール後やぶ汰くんに写真を撮ってもらうため、段々坂ヒルクライムにアタック。みたときは「え〜〜これぇ?登れるのかな・・・。」とかなり不安だったのだが、朝の練習走行と本番で走ったおかげですっかり慣れてしまった。
このくらいはもう難所ではなくなった。それと先週にバク転くんと某所で練習したのも効果的だった。
表彰式ではなんと今回初めてアマチュアクラスで優勝することができた!前回は3位だったので今回はどうしても優勝したかったのです。それが叶ってとても嬉しかったです。ヤブコギが大好きになりました!また来年も参戦したいです。