ナッツスクランブル参戦記


たいちぇん 記

SUGOの興奮覚めやらぬまま、ぎりぎりになって都合がつき急遽エントリーしました。
ナッツはよさりのラリーのコースから公道を省いた私有地での昼の林道レースなのでナンバーなしで走行OK
林道ツーリングでは対向車が来るけど、ナッツはその心配なし!思う存分コーナーをインベタで攻めれるのです。
考えただけでワクワクしてきます(^-^)
マシンは今回初めてXR600でエントリー。
どれだけ走れるか不安だから1週間前に総本山で走りこみして4ストの癖を身体に覚えこませておいた。
タイヤはフロントIRCのVE35F(4分山)リヤはレースで使い古しのIRCのVE33を使用。
飛石対策として鉄製ハンドガードに街中でよく見かける「090金融のプラスチック看板」を大きめに加工して取り付けた。いつも林道ツーリングでは600で走っているがレースではどれくらい走れるのかいい目安になりそうだ。
さあ、どんな展開になるのやら・・・。

4月24日
母の命日で墓参りを済ませた私は「道の駅鹿北」に「某国皇子」と午後3時に待ち合わせて経費節減のため高速は使わずに、ひたすら地道で五木村を目指しました。途中タヌキ!が飛び出して接触してしまった(>_<)
午後8時半に現地到着。今回タープは持ってこなかったのでオフロードカントリー「野武士」のテントに入れてもらい遅めの晩御飯を食べ
Mr、グレイ改めミロドンさん、ボディクラフトさん、横尾さんたちとミロドンさんのかなりマニアックな(笑)話しで盛り上がり深夜の1時半まで飲んでいた。しかし最近ボディクラフトさんと飲むと結構遅くまで飲んでいるような気が・・・する(-_-;)

4月25日
6時半に起床。外に出てみると会場は標高1000m、気温0度近くまで下がったのかバイクのシートに霜が降りていてとても寒い。朝食のスパゲティとバナナを食べているとZIMてふご一行が到着。泰ちゃんとファイト先生はモトクロッサーで参戦するようだ。練習走行のあとレースは10時半から10秒置きに1台ずつスタート。

 
 野武士お三方と某国皇子    練習走行っす。 某国皇子。 CP1にてボディクラフトさん

申し込みが遅かったワタシは最初のライダーから遅れること10分後にスタートした。スタート直後#64赤い600の某国皇子をロックオン。どこで仕掛けようかと思案していたら右の直角コーナーでリヤタイヤの山のない皇子はフルブレーキングも空しく登らなくてもいい山の斜面へ一直線!斜面を登っていってしまわれた
( ̄ー ̄)「今日はそんなとこ走らなくてもいいのにー。」涙をのんで(笑)皇子に別れを告げしばらく走っていたら前方にXR650Rが2台、その前にも2〜3台ワラワラ走っており650が前車を抜きあぐねている模様。前方の混雑解消を待っていても仕方ないから追い越させてくれるよう軽くホーンを鳴らしたが譲ってくれる気配なし(-_-;)仕方ないので半車身インからアウトから突っ込みアピールプッシュするがやっぱり駄目。そうこうしているうちにゼッケンの若いライダーにどんどん逃げられてしまう!下り左コーナーで1台アウトにはらんで失速した瞬間インから前に出てさらにもう一台、ガレた右コーナーでペースが落ちたところを山の緩斜面から3台抜いた。あとはひたすら先行車をプッシュプッシュ!追いかける。
普段2ストばかり乗っているのでコーナーでクラッチを切る癖があり練習走行のときに600の乗り方に慣れず3回も転倒したがやっと勘が蘇ってきて楽しく走れるようになってきた。4ストはコーナーの進入時エンブレ効かせて倒しこんでいくとジワーっとテールスライドしてバイクの向きが変わってくれるし重さがあるから少々ガレてても弾かれずに済む。コーナーの進入立ち上がりが3速ホールドでいいから楽だった。しかし時折現れる直角コーナーではオーバーランしそうになったりもした。3周目に給油をして
レース中盤からコーナーにバンクが形成されだして走りやすくなってきたし
無転倒を心がけて周回していた。
SS
2のチェックポイントで「チェッカータイムまであと6分です、がんばって!」とスタッフの方に励まされ全力で6周目を目指したが2分足りず13:02に5周でゴール。バイクから降りてみるとリヤタイヤがパンクしていた。ラストの周回で「やけにリヤが跳ねるな。」とは思っていたが気づかなかった。
空気圧0.8k
paじゃ少なかったのかな。優勝は四国の方でこれで5連覇(!)だそうだ。
私の結果はトレールオープンクラス3位でした。天気もよく最高のレース日和でした。