北九州エンデューロ選手権第３戦 たいちぇん記
６月１２日（土）
最近プロ野球の福岡ダイエーホークスが調子いい。連勝していて５得点以上の試合が続いており日本新記録だとか・・・。
私もホークスの勢いにあやかりたいな〜などと思いつつ、いつものお勤め（？）をしてから土曜の夕方にゴンドー牧場を目指した。
途中エアーフィルターにオイルを塗布しとくか・・・と思いつつオイルを手に取った・・・あれれ？オイルにしてはやたらさらさらしてるぞ・・・。よくよくラベルを見てみると「フィルターオイル」ではなく「フィルタークリーナー」と明記してある・・・私の馬鹿っ(TｏT)ファクトリーによって無事「フィルターオイル」をゲットしたのだった。するとファクトリーでばったり「しぶちょ〜」に出会った。
去年のCOR以来の再会だったがとても元気そうで頼んでもいないのに「ここここ！ここを骨折したんよ〜。」と
背中の骨の出っ張りを見せてくれた。麻痺とか残らんでほんとそれだけですんでしぶちょ〜はなんと悪運の強い人だ(+_+)
ファクトリーをあとにして、私は買出しを夜須町のスーパーで済ませ会場の熊本のゴンドーシャロレー牧場に着いたのは２１：３０だった。暗闇の中クルマを進めると、竜さんと弟子のあかだまくんとそのお友達を発見、そばに寄せてもらい遅めの晩御飯。
竜さんの栄養講座を聞きながらカレーうどんといなり寿司を食べていた。竜さんは最近トライアスロンの大会で相当なカルチャーショックを受けたらしく、パワーアップのためについに断酒に踏み切ったらしい。 ビールが大好きなはずなのにすごい強い意志の持ち主だ。弟子のあかだまくんは何か反省すべきことがあるのか、頭を丸めており語らずとも「弟子である」ことを物語っていた。
あかだまくんのお友達の寒さんはこの前あった林職初心者ツーに遭遇したらしく、お初でした。
しばしの語らいの時間は過ぎ、竜さんと弟子のあかだまくんは０：００に寝てしまったので、ヒマか〜（博多弁）と思いアドベンのテントに行くともぬけのからだったので、焚き火に誘われてふらふらとそこに行くとくまきちくん、ファイト先生、マーシャル小島さん、衝さんが居たので混ぜてもらいしばらく歓談して就寝した。 ピザご馳走様でした！６月だが夜はけっこう冷えていた。
しぶちょ〜としぶちょ〜が連れてきた 竜さんと弟子のあかだま君。 焚き火好きな方々と。
新人くん。とても元気そうでした！ 手にしているのはサプリメント。 ○島さん酔ってる？
６月１３日（日）
朝、６：３０に起床。すでに起きていた竜さんが玉子料理を作ってくれ、ありがたく頂く。竜さんは夜更かしは苦手で早く寝て次の日に早く起きて遊びにいきたいという。全く同感である。オフロードの魅力にとりつかれてから私は以前と遊び方が変わってしまった気がする。うだうだ夜を過ごすより早朝の美味い空気を吸いながらダートを走っているほうがいいのだ。そんなこんなで最近は時間が足りなくてすっかり寝不足である。少し話はそれてしまったが竜さん曰く、レーススタート時刻は１１：００だからそれを計算に入れて消化しにくい食べ物から食べていくとよい。とのことでした。そんな私の朝食は玉子料理、オレンジジュース、バナナを時間差をつけながら４本、かしわメシ、とどめにレーススタート３０分前にウィダーインゼリー。けっこうお腹一杯だ。
あかだま君は入念にストレッチなどして気合十分のようだ。師匠が来ているのだから気合いが入って当然か。
私は朝食の後でRMXのチェックを行なう。エアクリを取り付け、キャブ調整を行い、ゴンドーは標高が高いのでメインを薄く絞った。
今回はドライなので前回のバンディットサムライでもらった副賞のタイヤ「ミシュランAC−１０」を試しにリヤに装着、
空気圧はF：０．９ｋｐａ，Ｒ：０．８ｋｐａにセット。前回燃調が濃すぎて全く吹け上がりが悪かったのでメインジェットを５番薄くした。
試運転で会場の周囲をぐるりと一周。とくにRMXに不具合は無くスロットル開度に忠実にキチンと吹け上がる。
すごく天気がよくて、とても気分がいい(^-^)阿蘇山がくっきりと見えてあまりにキレイだったので思わず写真を撮った。
竜さんのトライアスロン用バイシクル。 阿蘇山がとてもキレイでした♪ 野武士のニューウェポン、K絵ちゃん。
楕円フレームがカッコいい！
２時間半のレースはいつものように主催者の本田さんが日章旗を降り１１：００にスタート。珍しくスタートがうまくいった私はホールショットを取り２周目へ。後続を振りきるためいきなり全開走行だ！しかし約１名しっかりついてくる。「ぶた穴息子」ちゃんだ。
２周目の石ごろごろイヤーン坂では晴れているのにも関わらずすでに渋滞が始まっており坂の途中で止まっているライダーとライダーの間を縫うように走ろうとしたが転倒してしまった(>_<)石が露出していて再スタートもままならず「だみだこりゃ。」と最近亡くなった元ドリフのいかりや長介さんのセリフを思い出しながら一旦下に降りて「次行ってみよ〜。」と仕切りなおししているうちに「ぶた穴息子」に先行されてしまった。なんとかその周回のうちに抜き返すが、速くなっていてなかなか離れない！しかし５〜６周経過時に後ろを振り返ると姿が見えなくなっていた。いきなり全開で走らないといけないため、腕上がりを起こしてしまいスタートして３０分くらいがけっこうツライ時間帯だったがその後は腕上がりも治まり一定のペースで周回を重ねた。周回チェックの先で息子を勝たせたい「ぶた穴父」がジェスチャーでスローダウンせよとアピールしていたので、私はこれまたジェスチャーで中指立てて例の挑発サインで応戦（お下品）
レース中盤、少し余裕が出来たので自分の走り方を見つめ直す時間とした。私の走りは極端な後ろ乗りでこれを矯正するためレース出発前にみたAMAスーパークロスのビデオのライディングシーンを思いだしながら身体の動かし方をイメージ、まあ気分なのだが・・・真似してみた。すると少しは違うような気がする・・・。コースのあちこちで竜さんを発見、撮影の為歩き回っているようだ。
恥ずかしくない走りを撮ってもらおうと頑張るときに限って、ライディングがうまくいかないんですよね、なかなか難しい(+_+)
四駆コースの舗装路に降りる下りであかだまくんを発見。追い抜こうとした瞬間、私の前でいきなりフロントからスリップダウン、
肩をしこたま強打したらしくすごく痛そうだった。それでもレース終了後、彼はガルルカップに出るというのでしっかり治してから出たほうがいいよ、とアドバイスした。私はそんなレースに燃えるあかだまくんのRMXを避けるヒマも無く追突、うんしょうんしょとバックして先を急いだ。
レースは終盤、速いおまけつきおじさんライダーがいてその人を追い抜いてからペースを上げ、ピットインの時間を確保。
そして２時間経過時に燃料補給。前回第２戦で足首を負傷、現在療養中で今回様子見のためアドベンの仲間とのんびりクラスに
ダブルエントリーした「会長」に給油してもらった。こんな時お友達のありがたみが身に染みます。そして目立った転倒もなくレースは１３：３０に終了した。チェッカーが振られ自分の車に戻ると竜さんがオレンジジュースをくれた。冷たくてとてもうまかった(o^-^o)
今回はドライにもかかわらず毎周毎周石ごろごろイヤーン坂が渋滞しておりけっこう転んでしまったがそこをうまくクリアすることがタイムの差となり勝負のポイントになった気がする、その他は比較的スムーズに走れたおかげでおまけライダーと思しきライダーはほとんどラップして最後まであまりペースも落ちずいいレースだった。。。最後に表彰式が行なわれ、結果は前回に続き優勝でした。今までマディでないと勝てなかったジンクスを破ることが出来、ドライコンディションで勝てたのはすごく嬉しかったですo(^o^)o
帰りはアドベンのみなさんと温泉に入って帰りました。みなさんおつかれさまでした。
ミニスプリントとのんびりクラスダブル受賞の エンジョイクラスの入賞者。
ｍａｋｉさん。おめでとう！