グリーンバレーエンデューロ2004(秋の大会)

場所:グリーンバレー夢大地 天候:快晴 路面:最良 マシン:XR250R ゼッケン:189番

2004年11月7日(日) モン記

グリーンバレーEDに出場するにあたり、ME06で出るかRMX250で悩んだあげく、エントリー台数の少ないであろう4スト250クラスにME06で出場することにした。レース前日、近頃、格安ハイエースを購入したげんさんに迎えに来てもらう。(げんさんありがとうございますm(__)m)バイクと道具を積み込み出発。途中のコンビニでたいちぇんさんと合流して、杖立温泉で露天風呂につかる。気持ちのよい露天風呂だった。そしてレース会場の夢大地についたのは21時過ぎだった。満天の星空がきれいだ。
到着してサクサクとバーベキューの準備をする。げんさんがドーム型タープに七輪付きテーブルの新品を用意してくれていた。
ミロドンさんに炭を起こしてもらい、阿蘇の寒い夜の下、暖かいドーム型タープの中で快適な焼鳥大会をすることができた。
しかしバーベキューだとドームの中は煙たかった。次は煙の出ない鍋物にしよう。たいちぇんさんは山坊主さんにいつものをもらっていた。私もひとつもらってしまったが・・・。0時を廻ったくらいにげんさんと私は就寝した。いつもは軽トラの荷台で寝ている私だが今日はげんさんのトランポで寝た。広くて快適だった。たいちぇんさんは3時くらいまで飲んだり吸ったりしていたらしい。
元気いいなあ。

朝、目が覚めると4ストの爆音が響きわたっていた。天気は快晴。阿蘇の朝は寒い。私もME06のエンジンをかける・・・。
しかしかからない。何度もキックするがかからない。朝の寝ぼけた目をこすりながらキックするがかからない。
夜露に濡れて機嫌を損ねたのか。たいちぇんさん、ZIMの泰ちゃんにもキックしてもらうがかからない。下り坂を利用して押しがけに挑戦する。しかし無情にもかかる気配さえ感じさせず坂を下ってしまった。なんてこった。仕方ないので、下ってきた坂を、バイクを押して登る。朝からきつい。そうこうしていると、たいちぇんさんがプラグをはぐってくれた。プラグが黒かった。プラグを掃除してキックするとすんなりかかった。一安心した。朝のいい運動になった(*_*)

午前中100分クラスのレースがあり、私の出場する200分クラスは午後からだ。のんびりと朝食を済ませる。
三河屋工藤さんが大分から応援に来てくれた。コースコンディションは最高らしく、スタックポイントはないらしい。
ハイスピードレースの展開になりそうだ。ME06ではちょっとつらいレースになりそうだ。

レーススタートの時間が近づいてきた。朝のトラブルは何だったのか、エンジンは一発キックでかかる。そしていよいよ日の丸フラッグが振られてレーススタート。スタートはゼッケン順だ。私は後ろの方のスタートだ。天気も良く、路面も良く、景色もよく気持ちいい。しかし今日はレースなので気合を入れて走る。ハイスピードなレース展開に我がME06はちょっときつい。RMXに比べてフロントが重いな〜。コーナーではフロントがなんだか滑るな〜。フロントタイヤあまり山がないからな〜。とか思いながらコツコツと周回をかさねる。と、後ろからものすごいスピードで迫ってくるバイクがあった。見たわけじゃないけど、音がすごい勢いで近づいてくるのである。抜かれるって思った瞬間、2台のバイクが疾風のように走り去っていった。赤鬼さんとなりれいさんだった。びっくりして目が点になるくらい速かった。後半、両足のカカトに豆ができたらみたいで痛い。左の手のひらにも豆ができたみたいで痛い。痛みをこらえて走っていたときに困難は訪れた。天気も良く、コースコンディションもいい今日のレースでスタックするなど考えられないのにやらかしてしまったのだ。それはちょっとした数本のワダチができた登り坂だった。いつもは右のワダチを登っていたのだが、その周だけは真中のワダチを通ったのだ。それがハズレだった。その真中のワダチは深く成長しており、勢いをつけて登っていたのに、あっという間に引っ掛かってしまったのだ。フロントアップさせてもがいていたら、ガリガリと言う嫌な音が・・・。深いワダチの中でチェーンがはずれてしまった。しかも、フロントスプロケットのところにチェーンがダマになって取れない。バイクをワダチから引きずり出す。フロントがワダチにきめられそうになったが力技でフロントも引きずり出した。ダマになったチェーンを何とかはずして、チェーンをはめる。すぐ横を幾台のバイクが冷たい視線を注ぎながら走り去る。その冷たい視線に耐えながらエンジンをかけるがひと吹けして止まり、その後エンジンがかからない。「あれ?」と思ったが、ガソリンコックをリザーブにするとエンジンがかかった。ガソリンが残り少ないと思いながら、リザーブで走る。後半は疲れと豆の痛みで何度も転んだり、転びそうになりながら走る。最後の1周にチェーンがガチャガチャの変な音がしだしたので、ゆっくり走ってゴールした。
あとからツウィンズ弟に指摘されてわかったのだが、リアスプロケットのボルトが1本緩み、はずれてスウィングアームに当たり曲がっていた。無事にゴールできてよかった〜。表彰式のあとのジャンケン大会で坦々面を1箱ゲット。変なこと?に運を使ってしまった。そしてヘルメット争奪顔面土色レースがあったが、両足のカカトの豆が痛むので出なかった。ヘルメットがほしかったな〜。帰りは温泉にゆっくりつかって、帰路についた。