グリーンバレーED夏の大会 

〜タイムアウトでがっくりしょんぼりの巻〜

たいちぇん記

今回はWONETシリーズ第3戦グリーンバレーEDに行きました。第2戦までのWONETランキングBクラスの首位はなんとワタシが冷やかしの僅差で首位!KTCの工具目指して(笑)今回も頑張っていきたいと思います。

7月31日
福岡をお昼過ぎに出発。道の駅や温泉に寄り道して会場の夢大地に着いたのが午後8時頃でした。何処にトランポをとめるか探していると「うさかめ夫婦」を発見、最寄に場所を確保、寝床をセットしてから「居酒屋なりれい」に顔出していつもの宴会です。
旦那のなりれいさんはワタシを見かけるなり「おっさんビール飲まんねタバコ吸わんね、えっへっへ♪」いつもの2倍増し位の笑顔で500mlの缶ビールを「摂っとき!」とニコニコしながら勧めてくる。い、いかん!これはワナだ!と賢明なワタシは察して「おっさん、あんた犬の匂いがするぞ!」とかましたら、即座に「おっさん!あんたには負けんよ〜。」眉毛をピクピク応戦してきた。た、確かに牧草地系のレースではなりれいさん馬鹿っ速いのでこれ以上の交戦は慎んだのだった(笑)
ここではちょくちょく掲示板でお見かけしていた「まぁさん」「モクメさん」とも初めてお会いした。
その後マーシャルで走る竜さんと主催者のしゃっちょさんの来襲があり、夢大地での牛追いの仕方を教えてくれた。牛を追うときは「ダーダーダー。」、呼ぶときは「ベーベーベー。」 なのだがコースを作っているときに間違えて大声で「ベーベーベー。」とやったもんだから牛が殺到してさあ大変(笑)だったそうな。そんな面白い話を聞きながら今回マーシャル参加のかえるくんやRさん、トラジャンくんらと飲み夜は更けていった・・・。


写真左:なりれいさんのテントにて。しゃっちょさんの爆笑トーク最高でした!
写真中央:遅れて到着の三河屋工藤さんとこまさんコンビ。工藤さん鼻にナニつけてんの??
写真左:寅雀くんのトランポの前でかえるくんたちと。トランポは物置と化してます(笑)

8月1日
日付は変わって8月に。夕べから台風10号の接近で風が強いがそれよりも雨が降り出してマディの予感。タイヤはフロントにここ二年位使用しているBSのマディ用トゲタイヤを0.7kpaにセット、リヤには広サバで使ったVE33を0.3kpaにセットした。
少しでもグリップ力アップと思い、VE33のパターンひっくり返してタイヤ交換したらチューブに穴あけてしまった(>_<)どっと疲れて新品チューブに交換してバイクをスタートラインに並べる。今回は早く並べた者順なので1列目に並べた。

写真左:スタート前。左からボディクラフトさん、NR王子、ツインズ兄、ワタシ。ヤッたるで〜!
写真中央:今回マーシャル役でピースサインのかえるくん。初マーシャルはどうだったのかな?
写真右:100分クラスのマーシャルですでにドロドロの寅雀くん。漫画のような汚れ具合です(笑)


写真左:いよいよスタートです。  写真中央:ボディクラフトさん        写真右:げんさん

バイクを並べて周囲の人とダベっていると林職のヒロリンさんといわっちが応援に来てくれていた。そして掲示板ではよくカキコされていたトレコさんと初めてお会いした。新車のWR250Fを購入されたそうで「これからオープンEDにも出れます!」とニコニコ顔だったのだ。近くでは空手家と三河屋工藤さんによるラーメンマッチが成立、目の離せない展開になっていた(笑)レースは例の「牛追い」に時間がかかり1時間遅れの12:00に1台ずつ等間隔でスタートした。最初の下りを過ぎて早速フロントをとられてスッ転んでいるライダーがいた。相当滑りそうなので注意して走行ルートを頭に叩き込みながら走るものの、コースじゃない方向に進みそうになり、危うく前輪が穴に落ちそうになったりして、うんしょうんしょとリカバリーしていたら後ろからKTM200が抜いていった。林道倶楽部のフラットさんだった。追いかけて抜き返し2台でしばらく走っていたが振り返ると見えなくなっていた。2周目に突入した時にぷく僧が現在8位と教えてくれた。よーし!頑張るぞ!!3周目位にガスガスに乗るライダーを発見、よく見ると助Pだった。「やった!助Pを抜いた!!前を走っている!」と一人勝手に興奮したが追い上げてこないのでやはりマシントラブルなのだろうな・・・。ワタシが走っているポジションでは前と後ろの間隔が開いているようで完全一人旅。その後ダレとも絡むことなく淡々と走り1時間半経過時にピットイン。ラジエターからクーラントが漏れているようでかなり減っていた。ガソリンとクーラントをZIMてふと疾風怒涛の用務員さんに補給してもらい泥で汚れたグローブを軍手に交換して元気よくピットアウト。今回のコースは阿蘇の黒土に雨が降り続きツルツルマディの牧草地帯のスピードレース。私好みでとても楽しく走れる。おまけに今回ガスガスがよく走ってくれてようやくECが自分のモノ、になった気がした。舗装路から右にターンの緩やかな登りではスタックポイントになったがワダチ切り走法でクリアー。個人的にはこのセクションを残してほしかったが途中からショートカットになったので渋滞も起きずスイスイと走れた。こんな時車高ダウン仕様に何度も助けられた。しかし、コース中ほどのやや渋滞した場所ではKTMのライダーの前に割り込んで谷側にコカシてしまったり(一応起こすのは手伝った)ライン空くのを待ってるtmのライダーの前に山側から割り込んでビックリさせもした。KTMとtmのライダーの方、この場を借りてお詫び申し上げますm(__)m

写真左:KX80でエントリーのえんがちょ〜さん。泥レースはどうだった?
写真中央:タイムアウト宣告で凹むワタシ(TOT)
写真右:これまたマーシャル役だった泰ちゃん。選手同様泥だらけに!マーシャルも大変ですね。


その渋滞した場所でどっかでみたことあるYZ−Fにオレンジのウェアーを着たライダーがラインが空くのを待っていた。またワタシはワダチ斬り走法で前に出たらYZ−Fのライダーが追いかけてきた!かわーちさんだった。しばらく追いかけっこで走ったがかわーちさん速くなってる!!時々ミスして先行されるとかわーちさんは奇声を上げて走っていた(笑)声を出して走られるとこちらも気合いが入るので抜きつ抜かれつとても楽しいひと時だった。今度はワダチだらけの湿地帯みたいな場所でWR250Fを抜いた。すると「親の仇!」とばかりに追いかけてきて抜き返された。なりれいさんだった。しばらく追いかけて牧草地帯のダウンヒルでパスする。その後彼は追ってこなくなった。後で聞いたらパンクしてペースが上がらなかったらしい。ご愁傷さまです・・・(>_<)チェックポイントに差し掛かった時周囲を見るとチェッカー待ちのライダーがチラホラ。ふと手持ちの時計を見るとチェッカータイム開始まで15分有るのでチェッカータイム20分+して35分有るな、と思い水を補給して迷わずラストラップ9周目へ突入。
そつなく走ってゴールが見えた!・・・が、チェッカーフラッグが振られていない!あれ〜おかしいな〜。と思いながらゴールしたが、その後表彰式の時にワタシはタイムアウトでリタイア扱いと知ったのだった。どうやら手持ちの時計が狂っていたらしい(ToT)
リタイアなので当然WONETポイントもノーポイント。このままゴールしていれば初のヒトケタ入賞だったはずなのに・・・ただでさえヒトケタ入賞などないのに非常に痛根の極み、ツライレース結果となってしまった。失意にくれながら片付けをしているとワタシと同じくらいベッコリ凹んだ男がベンチに座りこんでいる!またまたなりれいさんだった。お互い次回のよさりのでの健闘を誓い、そぼふる雨の中ガックリ肩を落として帰路についたのだった。ちなみに空手家vs三河屋工藤さんのラーメンマッチは三河屋さんのリタイヤによって空手家の勝利に終わり、また一人奴隷が増えた、と喜んでいるとか・・・。