第二回バンディッドサムライED
撮影協力及び画像提供 ドルフィンさん たに君@Rider'sHigh            たいちぇん記

平成16年6月6日

野武士からの挑戦状!
約1週間前に北部九州は例年より1週間早く梅雨入りした。けっこう早く主催者からレースの案内が届いていたが今月は北エンと広サバにも出るし、どうしよーかなーと迷ったが、前回参戦時(昨年12月の第一回目)はRMXのチェーンスライダーが飛んでチェーンがFスプロケに巻きついてリタイヤしてるので、前回のリベンジを果たすべく参戦することにした。
この時期のエンデューロは全体的に雨模様でマディになることが多く、バンディットサムライED出る?どーする?ゲロレースなんでしょ?なんて声が林職内でも交わされていたようだ・・・。
私的には広サバに向けて雨降ってマディの苦しみを味わいたかったので雨乞いしたが、梅雨入りしたにも関わらず雨降る気配は無く、ほっとした人もいたとかいなかったとか・・・。


胸が苦しいの・・・。

朝6時半にうっしーとともにレース会場のサンビレッジ茜を目指す。ところが会場の近くまで来たときにここ最近睡眠不足のせいか気分がすぐれずなぜか心臓がドキドキ、脈拍が速い気がする。会場に着くと約半分は知ってる人たちで林職メンバーやタカキレーシング、K−OFFの人たちも来ていた。いつもの面々の朝の風景を見ていたらドキドキが少しは和らいだ気がする・・・。そこで私は空元気を装い何もなかったかのようにトランポからバイクを降ろしストレッチを済ませたらいつものバナナを食べながらそそくさと戦闘服に着替える。タイヤの空気圧をF:0.8kpa R:0.6kpaに調整、エンジンを暖気して参加受理書を手に受付を済ます。
もらったエントリー表を見るとWONET戦に出てくるライダーはほとんど居ないが今回注目すべきははるばる(?)鹿児島からT・FREXのY神さん(KTM520EXC。今年のAOEでヒトケタ入賞!)が来ている。
林職からはヒロリン校長を筆頭に三河屋番頭、カエルくん、こまさんが、近いところでは最近トレーラーを購入レースに弾みがついたGAKUさん、タカキRのボディクラフトさんM安さんと某師匠のパンペ軍団、KTM520を投入した某国皇子、おなじみ熊森!さん夫妻、差益支障、TT−R125で虎視眈々と走るRさん、林道レース大好きミロドンさん、三河屋番頭とラーメン定食を賭けてタケルさん、ご無沙汰のいまさん、ちっご隊のいっちゃん、北九州のD.B.ZIMご一行様などがエントリー。
8時半からライダーズミーティングがあり主催者の力武氏から「速く逝きたい人は早めに最前列からバイクを並べてください。」と言ってたので、コース幅が狭いこともあり勝ちを狙う以上大人気ないが最前列にRMXを並べた・・・おおっと、最前列はほとんどみんな身内じゃん(^o^)

  スタート前。林職メンバーと。      左からドルさん三河屋さんミロドンさん     いよいよスタートです。
  さあいくでえ〜〜〜!           

暑い!

レーススタートまで若干時間があったのでタカキRのボディクラさんM安さんとおしゃべりしていた。
M安さんの連発オヤジギャグ
(笑)に不覚にも笑わされた。しばらく歓談していると忘れていたはずの「さっきの胸ドキ」がぶり返し、暑さも手伝ってかやたらと汗がでる。貧血で倒れる一歩手前のいやな汗に似ている。私はこう見えても(?)子供のころから貧血で倒れた経験が何度かアリ、最近はスポーツジム内で気分が悪くなり毎朝2錠のヘム鉄が欠かせないお年頃。
そんないやな思い出が蘇り、たまらずトレードマーク?になった筋肉Tシャツを脱いだ。ぬぎぬぎしながら思わず私は負けた際の言い訳をボディクラさんたちに並べ立ててレース前から弱気(-_-;)非常にレース前の精神状態としては不安定である。
そしてレースはほのぼのとした雰囲気の中、9:30にレースクイーンの合図と共にスタート!最初のつづら折れを何回かターンしたところで先頭のCRをパス、トップに立った。現金なものでレースが始まると胸ドキのことはすっかり忘れていた(笑)
コギャル坂、対面通行区間、原生林を抜け沢を出たところで後ろを振り返ると誰も来ていない。1周目をトップで通過2周目の原生林で三河屋工藤さんたち数名を発見、ヤブ区間は不慣れな様でウゴウゴしていた。それからはひたすら走り続け、2時間経過頃に燃料補給。応援に来ていた「たに君」と「ツインズ弟」がピット作業を手伝ってくれた(ありがとう!)。
前後のサスが熱ダレ起こしているのか、やたらポンポン跳ねて乗りにくくなっていた。

上級者コースの難易度はそこそこでコンディションはフルグリップ状態。難所と真砂土のヘアピンコーナー連続する移動区間(?)を交互に配置してあって渋滞しがちな狭い沢を下りに設定、コース幅の取れる黒土の原生林区間を上り下りさせておりほとんど渋滞は発生しなかった。難所はSUGOやCORのSS区間に近い感じだった。疲れたら移動区間で呼吸を整え・・・ってヤブ初心者はけっこうきつそうだったようで沢を出たところでお店を開いて休んでいるライダーもけっこういた。
私の願いとはウラハラに天候に恵まれて気温は30℃くらいまで上昇していたし暑かったもんなー。

    1周目トップで通過。                 おやじ坂です。             沢です。

大人気ない?

1週間前に降った雨の影響は無く、コース全体がドライコンディションである意味逆に身体の休まる区間がなくヒーヒー走っていた。コース途中ではいろいろ乗り方や目線の置き方などを練習してみるが、なかなか後ろ乗りの癖は抜けず沢の後のウッズでは何度か身体が遅れて人車別体になることもあった。考えて乗ってみるのは苦手でなかなかムズカシイ。コース後半のおやじ坂ではサッカーで足捻挫したモンさんと1周目で足を負傷リタイヤした三河屋工藤さんが応援してくれていた。ラスト1周でキャメルバックのドリンクが無くなったが、時計は12:30を回りチェッカーが振られてゴール。今回結果は皆上々でビギナークラスでRさんが優勝、2位にまっこさん、5位にこまさん。熊森さんが上級者クラス6位私は優勝でした。
表彰式では某団体所属の方から「大人気ないぞー。」を突っ込みを受けた
賞品は小国杉の楯とリヤタイヤ(ミシュランのAC10)でした。
次回出るときはなぜかXRどっぴゃくで出ないといけなくなりました(TT)。参加されたみなさん暑い中お疲れさまでした。


         表彰式。                
       集合写真。みなさんお疲れ様でした!
  左から熊森さんまっこさんRさんたいちぇんこまさん。       三河屋さんの足が痛々しい・・・。

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