03’長崎サファリ240ファイナル〜サファリよありがとう〜
画像提供 「ヤブ太くん@林職」「うさぎとかめ」
レポート タイヤチェンジャーマン
 
2月の段階で早々と参加申し込みをしていた長崎サファリ。レース当日は統一地方選挙事務の仕事が入っていたのだが、これをキャンセルして参戦することに決めていた。もちろんCクラスシリーズランキングトップ賞品のレアルエキップXR100が欲しいから・・・。でもポイントゲットしてBクラスに昇格もしてみたい・・・!
 
塾長にBクラス昇格するようハッパかけられていたこともあり、レース一週間前に高木尊師の指導のもと、ボディクラフトさんや八尋君とサファリ対策の練習に励み、いい成績を出したいと目論んでいました。
バイクはレース2日前にKTMが修理から帰ってきたのでこれで出ようかと思ったが、いつも乗りなれている練習用のRMX−Rで出ることにした。

平成15年4月12日

レース前日の土曜日。バイクと荷物をピックアップに積み込んでさぁ出発・・・という時に前日交換したミッションオイルのキャップを付け忘れているのに気づいて慌てて職場へ取りに行く。直径3cmほどの物体に朝から振り回されました。

前回トライに参戦したヤブ太くんが今回はカメラマンとしてついてきてくれる。彼と前原市の大衆食堂で待ち合わせ、昼食で「焼肉定食」を注文。食事を済ませ、一路長崎へ。松浦市のやや寂れたスーパーでヤブ太くんと晩御飯の買出しをした。夕食に300円の幕の内、350ml缶ビール6本、レース用アクエリアスとお茶を各2L、朝食のスパ王、押し寿司、バナナ3本、ウィダーinゼリーを購入して現地へ17時に着いた。
 
会場へ着くとすぐそばに竜さんのトランポを発見。かわゆい愛娘さんを抱いている。
下見を済ませていた竜さんから「カバ沼見たらいやになるよ。」と言われて早速ヤブ太くんと下見に出かけた。カバ沼は去年より水をたっぷり蓄えていて、池のようだった。順路を逆走で最初にカバ沼見て、ダニーズヒル見て、にくじの森見た辺りで陽が暮れてきたのでトランポに戻りタケルさんや下見から帰ってきたボディクラフトさん、八尋君と晩御飯にする。
タケルさん焼きそばご馳走様でした。途中からたにくんが遊びにやってきた。彼はまだ夜はこれからだというのにすでにデキアガッテイル。明日ダイジョウブかいな? 
途中から「居酒屋なりれい」にお邪魔してみんなと呑んだ。ほとんどがレースで知り合った人たちと盛り上がる。とても楽しいひと時だった。なりれいさんの友達のM村クンは焼酎をグビグビ呑んでいて明日レースするとは思えない呑みっぷり&「おぼっちゃん」を晒しての立ちションに度肝を抜かれた。前回のトライで松竹梅を飲んでレース当日に酒が残ったワタシは明日のレースの事を考えて(?)缶ビール6本に押さえてカエルくんたちが到着した0時に就寝。
 
レース当日、いい天気だ。早めに(?)寝たので気分すっきり、お湯を沸かしつつ栄養に気をつかった朝食を食べる。今年の阿蘇オープン位までは何も考えていなかったが最近は竜さんからの影響なのか少しコンディションに気を配るようになってきたかな。
  
レースは2台ずつ申し込み順にスタート。Aクラスのライダーは最後尾スタート。#33のワタシは12番目のスタートです。少し前に疾風怒涛の師匠なりれいさんたにくんが、後方にボディクラフトさんがいます。六ヶ原、森山ひろし、怒涛のWOODS、タイヤ沼と走り抜けてダニーズヒルはギャラリーがいっぱいいていっちょカッコよくクリアー・・・と思いきやすでに坂の上で転げているライダーがいる。迷った末エスケープを走る私がいました。去年は#97でにくじの森で大渋滞に遭遇したので、早めのスタートで渋滞を避けることが出来、順調に2周目に突入・・・みんなの森あとのスクエア登りで見にきていた源田さんに「リヤがパンクしてるよ!」と教えられた。
確かにバイクの挙動がヘンだ。コーナーリングではリヤタイヤがふにゃふにゃしてアクセルを開けにくい。
これが原因なのか何度か転倒した。でも自分が悪いのだから仕方がない。


チューブ交換していては自分のペースでは入賞には届かないと見て後の3時間をパンク状態で走ることにした。チューブ、タイヤどころかリムまで最後のサファリにささげるつもりで(またかい!)気持ちは穏やかでハイスピード区間ではほどほどに、ヤブ区間はノーミス且つ速く走り抜けることを目標に割り切って走ろうと思った。さすがにヤブ区間では新品のVE33効果と相まってバツグンの走破性を見せ、みんな苦労している場所も
スイスイ♪ところがハイスピード区間は飛ばせず我慢の走行。レース中盤まで竜さんと抜きつ抜かれつを繰り返していた。
 
残り一時間でピットIN、給油する。そばにいたツインズ弟がピット作業してくれた(ツインズははクラッチホースが切れてリタイヤしたらしい(;。;))予備ガソリンが少なかったので彼のガソリンも分けてもらい再びコースへ。
本部席の周回チェックの人たちが元気よく手を振ってくれて嬉しい。しかしワタシはお返しにアタマを下げるので精一杯でした^^。
 
レース後半の途中熊森さんに出会ったが、たこつぼりんではフラフラ転倒、カバ沼あとのガレた登りではワダチではバイクを打ち上げたり(レース中初めてバク転、1.5m位バイクが逆さに浮いた!空気圧ゼロのチカラはすごい!!)とズッコケシーンばかり見られてしまう。なにやってんだか(^^)
 
レース終盤、カバ沼のエスケープが閉じられ泥の中へ。一回目はアクセル全開で駆け抜けたが2回目はツインズ弟が教えてくれたラインを外してしまい、深いワダチへ。ワダチからバイクを引っ張り出すのにチカラを使い右腕と左の太ももが同時に攣りはじめたのにはマイッタ。この辺りから体力が消耗してきたのを感じ、ハイスピード区間でしっかり深呼吸を繰り返し、呼吸を整える。しかし泥だらけになったバイクのシートはよくケツが滑ります。ヤブの中では何度かバイクに置いていかれそうになりました。
 
 
カバ沼です。一度止まると大変です。必死に押します。個人的にこの画像気に入ってます(^-^)
カバ沼3回目はエスケープが開くのを待ちました・・・!(まだまだ修行がタリン?)
で、ゴールしました。町長の挨拶のあとで結果発表があり、ワタシは総合11位、Cクラス優勝と結果を出せてとても嬉しかった。熊森さんがCクラス3位、ホディクラフトさんが同4位と一緒に走っている人の入賞もあってダブルで嬉しかった。優勝カップと副賞でタイヤ(VE33!)もらいました。サファリの大地に新品タイヤを捧げた甲斐がありました。しかし、総合ポイントゲットしたのでCクラスでのXR100のチャンスはなくなりなんだか複雑な気分・・・でもでも、次回から激戦区のBクラスで揉まれてきます!
最後にサファリを運営してきたスタッフの方々、今までお疲れ様でした。個人的にけっこう好きなタイプのレースでした。一旦終了するのは残念ですがまた違ったカタチで再開されることを望みます。ありがとうございました。

Cクラス優勝!嬉しかったです!

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