北九州ED選手権 第二戦

〜転倒ホールショットは赤土の味の巻〜 Rさん撮影 たいちぇん記

平成15511

長崎サファリ、ツーリングラリー、グリーンバレーED、椎葉ツーリング、御所オートランド、笛太郎ファームときて今週は北エンに参戦ということでもう5週連続でレースやイベントに参加しています(^−^)グリーンバレーでは転倒が多くてあまりいい内容のレース展開ではなかったので、北エンに出て仕切りなおしをしようと思いました。

ヤブタくんとゴンドーシャロレー牧場に向かいます。

私の所要で到着時刻は遅れて午後10時半に現地着。すでに何組かの参加者が来ていました。

その中に竜さんのトランポ発見したので、すぐそばまで行ってみたけどすでにお休みのようだったのでそそくさとタープに引き上げてヤブタくんが焼いてくれたウィンナーで一杯。缶ビール二本目に手が伸びたころ、雨が降り出した。やった!

明日は私の好きなマディコンディションになるかも・・・。しとしとと降る雨音を聞きながらAM1:30に就寝。翌朝起きてみると雨は止んでいた。ちぇっ。。。

レース当日の朝飯はすっかり定番になった、「スパ王」とおにぎり。これで糖質はバッチリ摂取できたはず・・・。

応援にRちゃんが駆けつけてきてくれた。カエルくんのお友達も4人エントリーしてにぎやかです。

受付に行くと主催者の本田さんから「昨夜の雨で地面が程よく湿ったのでエンデューロライダーに有利な条件になってきたよ、優勝目指して頑張ってください!!」と激励を受けた。竜さんと朝の挨拶を交わすと竜さんのCRからクーラントが漏れておりレースはあきらめる・・・と微妙な笑顔を浮かべていたが水漏れ収まったようで走れるようになったようだった。よかったよかった(^^)

 スタート前。

スタート時刻が近づき、最前列の一番右側にバイクを滑り込ませる。

レースは11時スタート、旗が振り下ろされ全車いっせいにスタートをきる。スタート直後の小ジャンプで先頭にたち@コーナーにトップで飛び込みホールショットはもらった!ところが、@コーナー回ったところでまさかのスリップダウン・・・。

後続のライダーが「うわっ!」とコース中央で転んだ私をみんな慌ててよけていく。危険なパイロンと化したワタシは急いでバイクを起こし再スタートするも、コースを半周したあたりで石にフロントを弾かれてまた転倒。わき腹と右手薬指を痛めてしまう。フロントフォークがねじれたので足で蹴って修正。もうこの時点で先頭集団はおろか最後尾付近まで遅れてしまった。あーーーーー。
気を取り直して走り出す。二度転倒したことで開きなおって走っていると徐々に遅れを取りもどすことに成功、とりあえずヤブ汰くんをラップする。やぶ汰くんは前回のグリーンバレーEDからRMX−Rで参戦している。そんな彼は初めてのレーサーでのんびりクラスに参戦。やる気マンマンの様子なのでのんびりクラス6位以内の入賞を目標にするよう言った。ワタシもエンジョイクラスの入賞を目指してアクセルをワイドオープン!


やぶ汰君。

  

コース状況は牧場の方々の協力もありブルドーザーで整地されており、前回までみんなを苦しめたわだちもなくなってハイスピードな展開だ。スタックポイントは無く皆さん順調に周回を重ねているようだ。こうなるとレース展開は厳しくなり周回差がつきにくくなる。こりゃおまけにおまけのついた元気のいい子供と速いおじさんライダーをラップしないと入賞は厳しいかも・・・。というのも北エンには、「おじさんおまけ」「へんなバイクおまけ」「ミニおまけ」「学生おまけ」などなど、みんなに平等に入賞の機会が与えられるシステムを導入しておりハンデのないライダーはおまけのついたライダーをいかにラップするかが、勝利への道というわけ。

それと実は今回はテーマをもって走ると決めていた。テーマはラップタイムの波をなくし、後半までスピードを持続したまま走りぬく、というものだった。レース後に「北エン新聞」なる機関紙を主催者の本田さんが参加者に郵送してくれるのだが(いつもありがとうございます!)その中に参加者の「周回ラップタイム表」という項目があるのだが、自分のタイムを見ると「速くなったと思ったらペースが落ちたり」といった感じでラップタイムに「バラツキ」があるのだ。だからミスを極力減らしなるべく速く走り同じくらいの周回タイムを保って走ってみたかったのだ。まあ今回それが出来たかはどうかは次回の「北エン新聞」の結果を待つことにして、肝心のレースは後半に入り淡々と周回を重ねているとコース中ほどに山中さんちの晃之助を発見。途中までいいペースで走っていたみたいだったがCRを横たえて彼は「ガス欠」していたのだった。

スピードはあるのにもったいないなーと思いながら通り過ぎる。でもまだ彼は中学生。そのうちおじさんは「あっという間に」ぶっちぎられるんだろうな・・・。


たいちぇん。

 

 レースは特に変化なくチェッカーが振られ、終了。

結果はやはり「おまけ」にやられてやぶたくんもワタシも7位となんとも中途半端な順位で幕を閉じたが、やぶたくんはなにかを掴んだ様子で次のレースへの自信につながったようだった。ワタシは次回のレース雨乞いしようかと思います(笑)

帰りはRちゃんとやぶたくんと黒川温泉に立ち寄り、お好み焼き屋さんで反省会をして帰路についた。

翌日起きるとわき腹に痛みが☆あばらにひび入っていたのだった。(ToT)