02’スーパートライED第3戦 参戦記 素通りしてごめんなさい〜
                画像提供 「うさぎとかめ」    タイヤチェンジャ〜マン記
 
平成14年11月24日(日) 快晴
 
前回の北エンに続き、RMX−RでファクトリーさんのスーパートライEDに参戦してきました。
前回の第二戦はWONET戦で雨天のレースとなり、かなりの修羅場となった従来のコースはワダチが深く、帰ってこれなくなる人が出るので「しゃっちょさん」たちの懸命のコース保全作業の結果、ニューコースが完成。晴れて我々変態ライダーは走れることになりました。
天気もコンディションもよくて楽しいレースになりそうです・・・。
 
午前6時15分。前回と同じ、ウッ○ファミリー近くのコンビニでヤブ太くん、バク転くんと待ち合わせる。
コンビニで買出し後、下道をひた走りオートポリスに8時半到着。標高が高いせいか、寒い!! しかし、日が上がるにつれ暖かくなってきました。
しぶちょ〜さんの横にクルマを止め、あたりを見渡す。知らない人はいないというくらい、いつものエントラントだ。
 
今回特筆すべきは、前回美和の練習で気合いマウンテンに逝き、倒木越えで飛び道具と化したウゴウゴルーガちゃんが見学のつもりで来ていたが「しゃっちょさん」のイキな?計らいでなぜかマーシャルの格好で急遽参戦していた。
塾長、NR王子、ZIM長、ツインズ弟、H尾さん、たに課長、すえくんも来ていた。
 
久しぶりにmitiさん、なりれい(#10)さんと再会。CR80R2かと思っていたがWR250Fで出るらしい。
mitiIさんの冷やかしがあったり、あちこちで話に夢中になり、バイクも下ろしていない私は慌てて準備をする。
 
レースは10:30スタート。
ワタシ(#9)とヤブ太くん(#6)は一列目のスタートだった。バク転クンは2列目。ワタシの左隣にはなりれいさん。いつ見ても笑顔だ(^−^)
段々ヒルクライムを二番手で通過、林道からダウンヒルへ
林道から作業道を下っていくと、今回初お目見えのルートが現れた。ここは前回のダウンヒルより傾斜が緩くて、走り易かった。
しばらくパンペーラの人について行くが、早速数台のライダーにパスされる。みんな速いなぁ〜〜(+_+)。
ガレ場の下り。立ち木をよけながら下っていくと、突然岩場が現れて案の定バイクの上でやじろべえ状態のワタシ。
CRのライダーにパスされる。急いでエンジンかけて追いかける。しばらく追いつきそうになったり突き放されたりの状態が続いたが、2周目に後方スタートのNR王子氏に抜かれてCRのライダーの人もワタシの視界から遠くなっていく・・・(TOT)。
 
写真左:いよいよスタートです。   写真右:段々ヒルクライムを登る。
3周目、段々ヒルクライムのあとの林道でバイクの挙動がおかしい。リヤがやけに暴れる。リヤタイヤがパンクしていた(>_<)。
しかしビードストッパーが3個ついているので気にしないで走る。
とはいっても、林道セクションは石が多くリヤホイールのリムが変形しないよう慎重に走った。
途中、「切るスイッチが壊れたー。」と叫ぶヤブ太くんに会う。が、素通り〜〜〜。
 
杉林の中、一人旅だ。まるで気合マウンテンの大通りを走っているかのような錯覚に陥っていた頃、杉林下りのセクションでバク転クンと会う。
追い抜いたあと、一枚岩でフロントタイヤが滑りこけた。後ろから彼がワタシを罵倒する声が聞こえた。抜いた直後だったので照れくさかった。
急いでその場を離れて走り出すと、杉の木の枝に顔面アタックしてコンタクトを紛失したたに課長と沢セクションの下で会う。
なぜか課長は礼儀正しく正座していた(笑)。独眼では遠近感が掴めず辛かろう、彼のコンタクトが見つかることを祈りつつ先を急ぐ。
 
5周目、杉林セクションのゆるく右に尾根がカーブしている付近で一名のライダーが仰向けに倒れている。周囲に何台かのバイクが止めてあり救援活動中のようだった。倒れているライダーは姿かたちが「ぷくぷく団のM本クン」にそっくりだった。というか本人だった。が、素通りした(爆)。
沢渡りではみんなが通って地面が削られて岩が露出、チャンバーを思い切り岩にヒットさせてしまった。
あとで見てみたらチャンバーが半分の厚さに凹んでいた。一箇所ヒビが入って排気漏れまで起こしていた。
 
6周目、対面通行になっているルートでO氏が520で追い上げてきているのを発見。
時間にしてどのくらい離れているのか分からないけど、あたふたしていると抜かれそうな勢いで走ってくるので、ワタシもここからスピードアップ。
沢のセクションでは右端を走るつもりが左の水溜りに転落。以外に水深が深くフロントが水溜りに突き刺さった。
が、何度もリカバリーの練習したのでチカラワザで脱出。先を急ぐ。気合マウンテンで練習しといてよかった^^。
 
7周目、段々ヒルクライムの一番下でヤブ太クンがKDXからハンドガードを取り外して必死になにか作業をしているようだったが素通りした^^。
ガンバレーと声を掛けたら、笑顔で応えてくれた^^。
段々ヒルクライムでカエル君とRさん、うっしーが応援してくれていた。嬉しかったのでナナメに登り、近くまで寄っていった。写真取れたかな・・・?
しかし相変わらず林道セクションではバイクがあっちへフラフラ、こっちへフラフラで走りにくい。おまけに石の多いルートではリヤがポンポン跳ねておっかない。
コケナイ程度に頑張ってペースをあげ、逃げまくった。
 
ラスト8周目、ワダチの上りでスタックしているウゴウゴちゃんに会う。ラインは左と右に分かれており、左のほうがワダチが浅いのだがトレースするのが難しそう。
勢いにまかせて右のラインに突っ込むがあえなくウゴウゴちゃんの目の前でスタック☆ かっこわり〜〜。
気を取り直して、再度助走をつけてワダチの深くなる手前でフロントアップしてクリアー。やはりKTMよりRMXの方がワダチに引っかかりやすいようだ。
ウゴウゴちゃんを救出してあげたかったが、後続から逃げるのに必死でこれまた素通り。
その後はスムーズに走り、チェッカーを受けた。
 
写真左:バク転くん  写真中央:ヤブ汰くん  写真右:たいちぇん
表彰式では4位入賞で嬉しかったが、M本くんの怪我でレースを途中で断念して救助活動にあたった人がいたのであまり素直には喜べない。
現在ではM本くんの怪我もたいしたことなく回復に向かっているようです。たとえハイスピードレースじゃなくても、ブレストガードが必要だと思いました。参加したみなさんお疲れ様でした。